Warning: include_once(/home/redminepower/www/product/wp-content/plugins/rich-table-of-content/include/rtoc_edit.php): failed to open stream: No such file or directory in /home/redminepower/www/product/wp-content/plugins/rich-table-of-content/functions.php on line 167

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チケット駆動開発とは

チケット駆動開発(Ticket-Driven Development、TDD)は、各開発タスクや課題を「チケット」という形式で管理するアプローチです。新しい機能の要求、バグの報告、その他のタスクがチケットとしてシステムに登録され、これをトリガーに開発が進められます。この方法を採用することで、作業項目が明確になり、漏れや重複を防ぐことができます。また、チケットに対して予定工数、実績工数を登録しておくことによって、分析などに役立てることができます。

チケット駆動開発のメリット

チケット駆動開発を用いることで、プロジェクトマネージャー、作業者の両方に以下のメリットがあります。

メリット
  • 明確なタスク管理
    各タスクがチケットとして明文化されるため、何を、誰が、いつまでに行うのかが一目で分かります。これにより、メンバー間の認識のズレや作業の漏れを防ぐことができます。
  • 進捗の可視化
    ガントチャートやタスクボードを用いることで、全体の進捗状況や個々のタスクの状態をリアルタイムで確認できます。これにより、必要に応じたアクションをタイムリーに取ることができます。
  • 予実管理
    タスクに割り当てられた予定時間と実際の作業時間を比較することで、作業の遅れや進捗の乖離を確認できます。これを基に、今後のスケジューリングやリソースの再配置を行うことが可能です。
  • メンバーとのコミュニケーション向上
    チケットのステータスやコメントを通じて、関連する人々とのコミュニケーションが円滑に行われます。
  • 修正や追加要求が容易
    新しい要求や修正があった際にも、チケットを追加または更新することで情報が即座に共有されます。

Redmineとは

Redmineは、このチケット駆動開発をサポートするオープンソースのプロジェクト管理ツールです。Webブラウザ上で操作できるため、どこからでもプロジェクトの状態を確認できます。

Redmineの基本機能

課題追跡(Issue Tracking)

Redmineでは、タスクやバグ、機能要求などの課題を「チケット」として追跡できます。チケットにはステータス、優先度、担当者、期限などを設定することができ、これにより進捗状況を一目で把握できます。チケットはプロジェクトやチームメンバー間で共有され、効率的な作業が可能です。

プロジェクト管理(Project Management)

Redmineは複数のプロジェクトを同時に管理できます。各プロジェクト内で課題、文書、ファイル、Wikiなどを独立して管理できるため、プロジェクトごとの進捗やリソースを効率よく管理できます。

ガントチャートとカレンダー(Gantt Chart and Calendar)

ガントチャートとカレンダー機能を使用して、プロジェクトのタイムラインや期限を視覚的に管理できます。これにより、プロジェクトの全体像を把握しやすく、リソースの配分も計画しやすくなります。

バージョン管理(Version Control)

RedmineはGit、Subversion、Mercurialといった主要なバージョン管理システムと統合できます。これにより、ソースコードの変更履歴やブランチ、タグ情報をWebインターフェースから確認できます。

メール通知とプラグイン(Email Notifications and Plugins)

課題の新規作成やステータス変更などについてメールで通知を受けることができます。また、多数のプラグインが利用可能で、必要な機能を簡単に追加できます。これにより、Redmineはさまざまな用途でカスタマイズが可能です。

フォーラムとニュース(Forums and News)

内部のフォーラムとニュース機能を利用して、プロジェクト関連のアナウンスメントやディスカッションを行うことができます。これにより、チーム内のコミュニケーションが円滑になります。

Redmineの基本的な機能とチケット駆動開発への適用

チケット(課題)の作成・管理

Redmineでは、新しいタスクや課題をチケットとして登録できます。チケットには、担当者、期限、進捗率、関連するドキュメントやファイルなど、多岐にわたる情報を紐付けることができます。

チケットは階層化しよう!

ウォーターフォールなどの開発であれば、例えば以下のように開発工程ごとに階層化してチケットを作成しましょう。実装を機能ごとに分ける場合などは、実装チケットの配下にさらに「実装_機能A」「実装_機能B」のように子チケットとして登録しましょう。これにより、各工程でかかった工数を合計作業時間として集計することができるほか、ガントチャート使う際も各工程毎の進度が分かり便利です。

プロジェクト管理

Redmineでは、複数のプロジェクトを同時に管理することができます。これにより、大規模な開発でも複数のプロジェクト間の依存関係やリソースの調整を円滑に行うことができます。

予実分析

実際の作業時間と予定時間を比較することで、どのタスクにどれだけの時間がかかっているのか、どのタスクが予定よりも遅れているのかなど、プロジェクトの健全性を一目で把握することができます。

ガントチャートやカレンダーを利用した進捗管理

タスクの開始日や終了日、依存関係を視覚的に表示することで、プロジェクト全体の流れや個々のタスクの状態を一目で把握することができます。

Redmineでチケット駆動開発を行う際のベストプラクティス

データの蓄積と分析

プロジェクトデータの効果的な蓄積と分析は、成功への鍵です。Redmineを最大限活用するためには、以下のポイントに注意しましょう。

  • 予定と実績の入力: 作業開始前にタスクにかかる工数を見積り、予定工数として入力しましょう。そして、作業中はかかった工数を入力していきます。この工程を行うことで、予定と実績のデータが得られ、「予定通りに進んでいるのか」、「かけた工数と進捗に乖離はないか」の確認を行えるようになります。
  • 進捗の監視: チケットのステータスを定期的に確認し、プロジェクトの進捗を監視しましょう。適切な対策を早めに講じることで、スケジュール遅延や品質の問題を回避できます。
  • レポートの作成: Redmineはさまざまなレポートを提供しています。これを利用して、プロジェクトの進行状況や問題のトレンドを可視化し、データ駆動の意思決定を行いましょう。

回数を重ねることで工数見積もりの精度を向上!
予実管理を導入したての頃は、なかなか予定と実績が乖離してしまうことも多いでしょう。しかし、回数を重ねていく毎に過去のデータが蓄積されていくので、それを参考により正確な工数見積もりを行えるようになります。もし、「いつもスケジュール通りにいかない」など悩みを抱えているのであれば、まずは予実管理から始めてみましょう。

チケットに情報を集約

チケット駆動開発において、クリアで詳細なチケットを作成することはプロジェクトの成功に向けた鍵です。クリアで詳細な情報が含まれたチケットは、プロジェクトメンバーやステークホルダーにとって非常に有用で、作業の効率性と透明性を高めます。以下では、チケットにどのように情報を集約すべきかについて詳しく説明します。

  • 明確なタイトル:チケットを作成する際に、タイトルは特に重要です。タイトルはそのチケットの内容を簡潔に表現するためのもので、他のメンバーが一目で理解できるようにしましょう。例えば、「ユーザー登録フォームの修正」といったタイトルは、その内容が明確です。
  • 具体的な説明:チケットの説明欄には、その課題やタスクについての具体的な情報を提供しましょう。この説明は、他のメンバーや担当者がチケットを理解し、実行するために必要な情報を含むべきです。具体的なタスクの要件や作業手順を明記しましょう。
  • コメントと履歴:チケットにはコメントと履歴が記録されます。チームメンバーやステークホルダーとのコミュニケーションや作業の進捗に関する情報をコメントとして追加しましょう。メールや口頭でのやり取りは埋もれてしまい、いずれ確認できなくなってしまいます。チケットでやり取りを行っていれば、関連する情報がすべてチケットに集まるので、あとから見返した際も情報がまとまっており便利です。チケットの変更履歴も記録され、誰が何を行ったかを追跡できます
  • 添付ファイルの利用:チケットに関連するドキュメント、画像、スクリーンショットなどのファイルを添付することができます。これにより、関連する情報へのアクセスが容易になります。例えば、UIの変更が必要な場合には、UIデザインのスケッチや画像、もしくは仕様書そのものを添付することが役立ちます。
  • 関連リンク:チケットには関連するリンクを追加することができます。これにより、他のチケットやプロジェクト内のドキュメント、外部リソースへのアクセスが容易になります。関連情報へのリンクを提供することで、チームが必要な情報を迅速に見つけられるようになります。

チケットの整理

プロジェクトのタスク管理は、タスクの整理と優先順位付けがスムーズに行えるかどうかに大きく影響します。この記事では、プロジェクト管理においてタスクを整理するための重要なステップに焦点を当て、チケットの整理について詳しく説明します。

  • 優先度の明確化:チケットを整理する際、優先度の明確な設定が重要です。Redmineでは「高」「中」「低」などの優先度を指定できます。これにより、どのタスクが最も重要かを明示し、チーム全体が優先順位に従って作業できるようになります。優先度の設定は、プロジェクトの進行をコントロールするための基本です。
  • 状態の管理:チケットの状態を適切に管理することも重要です。Redmineでは「未着手」「進行中」「完了」などのステータスを設定できます。タスクの進捗が透明になり、どのタスクがどの段階にあるかを把握できます。ステータスの適切な更新は、タスク管理の効率性を向上させます。
  • 担当者の割り当て:各タスクに適切な担当者を割り当てることは、プロジェクトの円滑な進行に不可欠です。Redmineではタスクごとに担当者を指定でき、誰がそのタスクに責任を持つのかが明確になります。担当者の割り当ては、タスクの所有権と責任を明示化し、コラボレーションを促進します。
  • 期限設定:期限の設定はプロジェクト管理において非常に重要です。Redmineではタスクごとに期限を設定でき、タスクの締め切りが明確になります。期限に対する遵守は、スケジュールの管理とプロジェクトの進捗を確保するために必要です。
  • 親子関係と依存関係:Redmineではチケット間の親子関係や依存関係を設定できます。親子関係を使用すると、複数のサブタスクを1つの親タスクにまとめ、全体の進行状況を把握できます。依存関係を設定することで、特定のタスクが他のタスクの完了を待つことができ、タスク間の連携が円滑になります。

チームとのコミュニケーションの強化

Redmineは、チームとのコミュニケーションを強化するためのツールとしても非常に優れています。単なるタスク管理ツール以上の機能を持ち、知識の蓄積や情報共有のプラットフォームとしての側面も併せ持っています。

  • チケットのコメント機能
    チケットにコメントを追加することで、タスクに関する議論や疑問点、提案などをリアルタイムで共有できます。これにより、ミスのリスクを減少させたり、複数のメンバーの意見や知識を活用してより適切な解決策を導き出すことが可能となります。
  • RedmineのWiki機能
    この機能は、プロジェクトや組織内の知識を集約し、整理・共有するのに非常に便利です。新しいメンバーが参加した際のオンボーディングや、特定の技術や業務知識のドキュメンテーション、ベストプラクティスの共有など、様々な用途で使用することができます。Wikiは編集履歴を持つので、情報の変遷も追跡可能です。
  • アクティビティや更新履歴
    ユーザーごと、またはプロジェクトごとのアクティビティを一覧できることで、チームメンバーの作業状況や最新の更新情報をリアルタイムで把握することができます。
  • フォーラムやニュース機能
    これらの機能を活用することで、プロジェクトのアップデートや重要なお知らせ、更にはメンバー間のディスカッションを中央集権的に行うことが可能となります。これにより、散在する情報や議論を一元化し、後から参照しやすくすることができます。
  • ファイルやドキュメントの共有
    Redmine内で直接ファイルをアップロードし、関連するチケットやWikiページに添付することで、必要なドキュメントや資料を効率的に共有することが可能となります。

これらの機能を組み合わせることで、Redmineは単なるタスク管理ツールを超え、チーム全体の知識や情報のハブとしての役割を果たします。これにより、チームの生産性の向上や、知識の損失を防ぐことが期待できます。

まとめ

この記事では、Redmineを活用したチケット駆動開発の効果的な進め方とベストプラクティスについて詳しく説明しました。以下は主要なポイントのまとめです。

  • チケット駆動開発は、開発タスクを「チケット」として管理するアプローチで、タスクの明確化と効率的な進捗管理に役立ちます。
  • Redmineはオープンソースのプロジェクト管理ツールで、課題追跡、プロジェクト管理、ガントチャート、バージョン管理、メール通知、プラグイン、フォーラム、ニュースなどの基本機能を提供します。
  • Redmineを使ったチケット駆動開発において、データの蓄積と分析チケットの情報集約チケットの整理、チームとのコミュニケーション強化が重要です。
  • チケット駆動開発では、タイトル、説明、コメント、添付ファイル、関連リンクを含む詳細な情報をチケットに集約することが効果的です。
  • タスクの整理には優先度の設定、状態の管理、担当者の割り当て、期限の設定、親子関係と依存関係の設定が役立ちます。
  • Redmineはチームとのコミュニケーションを強化するツールとしても利用でき、コメント、Wiki、アクティビティ、フォーラム、ファイル共有などが有用です。

これらのベストプラクティスを適用することで、チームは効率的にプロジェクトを進め、透明性を確保し、プロジェクトの成功に貢献することができます。

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